昨今、予期せぬ自然災害や経年劣化等を起因とする痛ましい事故も多い中、コンクリート構造物に対する維持管理の重要性やその社会的ニーズについては、日々高まっていると実感する今日この頃でございます。

私どもエースコンサルタントでは1990年代から20数年に渡り、主にコンクリート構造物に特化した点検/調査/診断業務を行って参りました。主に多くの人々の生活を支える水回りのインフラ設備を対象としている為、永続的に快適な暮らしの提供に寄与できるよう、常に「正確 且つ 安心安全な技術提供」を心掛けております。

また、これまでは上下水道施設を中心に、ダム、トンネル、農業水利施設・・・等、様々なフィールドにて、「長年培った弊社独自の知見 及び 技術」を提供して参りましたが、昨今の技術進歩は目覚ましく、数年前には考えられないことがAIやIoT等を中心とした最新のテクノロジーを使って実現する世の中になってきております。

そんな中、我々も参入している土木業界で言いますと、「ドローン」を使った新しい調査や点検手法も注目されるようになり、弊社もご多分に漏れることなく、「航空ドローン(UAV)」や「水中ドローン(ROV)」を使った調査業務の提供をスタートさせると共に、更なる高みを目指す為、「これまで培った独自の知見やノウハウとの融合」に向けての各種実証実験等も並行して進めている所でございます。

弊社はコンクリートに関してのプロフェッショナルな技術者集団であるべく、個々の成長 及び 会社の成長を通じての社会貢献を理念としている企業になります。

若い社員へは現場一筋数十年の技術者より、日々の業務を通じての技術 及び ノウハウ伝承、また手元の技術だけに留まらず、大切な価値観や考え方の共有までに重きをおいております。

昨今、「SDGs(持続可能な開発目標)」という標語が世界の共通語になりつつありますが、弊社もコンクリート構造物の点検調査 及び 維持管理業務に携わることを通じて、限りある資源で構成される社会インフラ施設を守り続け、強く「持続可能な世界」に寄与出来ればと考えております。

2021年11月 代表取締役社長 佐藤吉邦