鉄筋腐食度試験
鉄筋腐食度試験の目的
コンクリートの中性化や塩害、ひびわれ等の影響で鉄筋が腐食すると、コンクリート構造物の耐力が低下することから 鉄筋の腐食度を確認し、設計図書と現存構造物を照査、又鉄筋腐食度の評価を目的とします。
鉄筋腐食度(評価)
Ⅰ(健全)
Ⅱ(斑点状錆)
Ⅲ(前面錆)
Ⅳ(断面欠損) の4段階に分かれ、腐食度に応じた対策が必要になってきます。
鉄筋腐食度(調査方法)
鉄筋探査機を用いて配筋状況等を確認し、縦筋・横筋の交差位置を電動チッパー等で鉄筋の裏側まではつり、
鉄筋径、 鉄筋かぶり厚さ及び鉄筋腐食状況を確認します。